水を呼ぶ鯉
建物の前方の軒口にある鯉の作り物。その魂の働きによって神社の前を流れる益田川の水を引き寄せ沿岸が荒れて田畑の流失もたびたびあった言われています。村人達が相談して後から弓の矢を作り、添えて鯉の精を止めたと言う伝説が伝わっていて、水を呼ぶ鯉と言われています。
神社
本殿
室町時代(1412年)に飛騨の国城主で当時桜洞に居城した白井太郎俊国が祈願主となって、家臣山下作右エ門友貞を普請奉行として再建したものと言われています。大工棟梁は飛弾匠の流れを汲む美濃の関の住人である武沢茂右エ門という名匠です。
水を呼ぶ鯉
建物の前方の軒口にある鯉の作り物。その魂の働きによって神社の前を流れる益田川の水を引き寄せ沿岸が荒れて田畑の流失もたびたびあった言われています。村人達が相談して後から弓の矢を作り、添えて鯉の精を止めたと言う伝説が伝わっていて、水を呼ぶ鯉と言われています。
鳴いたウグイス
本殿の南側の蟇股(かえるまた)には相対するウグイスが2羽彫られています。『匠さん彫りつけしゃんしたあの鶯は昔ホケキョホケキョと鳴いたげな』と飛弾の俗謡にも謡われているように鳴いた鶯として有名です。
天然記念物「夫婦杉」
境内に玉垣を囲らした二株の巨杉があります。本殿に近い方にある杉を雄杉、お祓い所の近くにある杉を雌杉と言います。樹齢1500年と言われており、雄株・雌株ともに樹周り12.5mあり、これを夫婦杉と呼んでいます。雌杉の地上八尺のところに豊満な婦人の乳房の形をした樹のこぶがあり、乳状の樹脂を分泌し母乳の少ない産婦から「もらい乳のこぶ」として信仰されています。